梅津千代子の日本のしきたり

紅葉 前回に続き、直ぐに使える結婚マナー「お祝いの渡し方」をご紹介します。


正式なお祝いの場合、新郎または新婦の親の自宅に訪問持参します。
まず相手方の都合を大安・友引 それぞれの午前中でアポイントをとりますが、お祝いの受け手が仏滅の午後が都合がいいという場合は合すのがマナーです。
お祝いの品は男性の場合、枌の左に扇子一対 真ん中に克魚料(お祝い金) 右に熨斗 その上に目録 それを広蓋に乗せ、上から家紋入り袱紗をかけ、家紋入りの風呂敷に包んで持参します。

 

自宅につくと靴は前向きに脱ぎます。迎える側も靴先を玄関に向け直すのは、早く帰ることを催促する意味で失礼になります。
またお祝いの挨拶を終えるまでは話はしません。

 

挨拶は広蓋を包んでいる家紋を自分に向けて前に置き、その手前側に金銀扇を置きます。
扇の要は右側で金が相手側、銀がこちら側に向くようにします。

 

 この度はご子息○○さんのご結婚 おめでとうございます。
 本日はお日柄もよろしく、形ばかりですがお祝いをお持ち致しました。
 どうぞ幾久しくお納めください。


と口上を述べお祝いの品を相手に向け直して差し出します。

お茶とお菓子を出された場合も長居をしない意味で、お茶は頂いても菓子はもって帰るのが一般的マナーです。

 

| 梅津千代子の「日本のしきたり」 | 18:06 | comments(0) | - |

梅津千代子の日本のしきたり

前回に続き、直ぐに使える結婚マナー「お祝いの渡し方」をご紹介します。

 

 桜 桜 桜 桜 桜 桜 桜 桜 桜 桜 桜 桜

 

正式なお祝いの場合、新郎または新婦の親の自宅に訪問持参します。
まず相手方の都合を大安 友引 それぞれの午前中でアポイントをとりますがお祝いの受け手が仏滅の午後が都合がいいという場合は合すのがマナーです。


お祝いの品は男性の場合、枌の左に扇子一対 真ん中に克魚料(お祝い金) 右に熨斗 その上に目録 それを広蓋に乗せ、上から家紋入り袱紗をかけ 家紋入りの風呂敷に包んで持参します。

 

自宅につくと靴は前向きに脱ぎます。迎える側も靴先を玄関に向け直すのは、早く帰ることを催促する意味で失礼になります。

またお祝いの挨拶を終えるまでは話はしません。

 

挨拶は広蓋を包んでいる家紋を自分に向けて前に置き、その手前側に金銀扇を置きます。
扇の要は右側で金が相手側 銀がこちら側に向くようにします。

 

 この度はご子息○○さんのご結婚 おめでとうございます。
 本日はお日柄もよろしく、形ばかりですがお祝いをお持ち致しました。
 どうぞ幾久しくお納めください。


と口上を述べお祝いの品を相手に向け直して差し出します。

お茶とお菓子を出された場合も長居をしない意味で、お茶は頂いても菓子はもって帰るのが一般的マナーです。

 

| 梅津千代子の「日本のしきたり」 | 21:05 | comments(0) | - |

梅津千代子の日本のしきたり 

今回はすぐに使える知識として最近頂いた結婚式に関するご質問を結納屋さんから教わった回答でまとめました。

お役立て頂ければ幸いです。

     正月  正月  正月  正月  正月  正月  正月  正月

 

Q1 長男が結婚します。20歳(学生)の次男は長男にお祝いを渡すべきですか?

 

A1 お祝いはお金であるよりも、むしろ品物の方が伝わるのではないでしょうか。

大切なことは「お兄ちゃんおめでとう!」の気持ちをカタチに表すことです。

学生さんなりに無理のない範囲でお考えになられることをお薦めします。

 

 

Q2 結婚する長男に 親としてお祝いを渡す予定です。この場合新婦側と金額の釣り合いなど配慮は必要でしょうか?

 

A2 そのような配慮はいりません。

結婚式は、新しく始まる親戚付き合いの門出の家族行事であり、親の責任(費用)で行うという従来の考え方があります。案内状の差し出しが親の名前になるのもそのためです。
最近ではプランも費用も案内状も新郎新婦お二人でされることが多くなりましたが、親がお金を渡す場合は「お祝い」ではなく「結婚費用の足しにするように」と一言添えて渡されることをお薦めします。

 

 

Q3 親族紹介で夫が実姉のご主人を紹介する場合、呼び捨てか「さん」づけか?
どのように紹介するのがいいですか?

 

A3 親族紹介はこれからの両家の親戚づきあいを始める最初のコミュニケーションタイムです。

結婚式終了直後に行われますので、形式的であるよりも分かり易くて、和やかな紹介になることを心がけられるといいでしょう。
従って紹介順序も式の整列順でなく相手方に分かり易い下記の紹介順がお薦めです。

紹介者は親族代表ということで最近は新郎新婦の父親が殆どです。

 

 私は新郎の父の○○と申します。妻の○○です。
 私は2人兄弟の長男で、次男が○○ その奥さんの○○さんです。
 次に私の妻は二人兄弟の長女で長男の○○さんと奥さんの○○さんです。


※男女順よりも兄弟の生まれた順が分かり易く、血のつながりのあるひとは呼び捨て、
そうでない人は「さん」づけが違和感ないと思います。

 

| 梅津千代子の「日本のしきたり」 | 17:43 | comments(0) | - |

梅津千代子の日本のしきたり 結婚式

日本のしきたり

 

結納に続き今回より結婚式について一緒に学んでいきましょう。

 

自宅で結婚式ということも既に昔話となり、ホテルや結婚式場だけでなくハウスウエディングはじめスマ婚 〇〇婚・・・とスタイル様々です。
中でも日本人らしい結婚式と考えられてか、数年前より「和婚(和装スタイル)」がブームですので今回は「神前式」について書かせて頂きます。

 

 

 

 

神前式は116年前(明治33年)に皇太子嘉仁親王(大正天皇)と九条節子(貞明皇后)が結婚の儀が宮中三殿に拝礼し、神の前で夫婦の誓いを立てるカタチで行われたのが始まりで、市民から神前での挙式を望む声が上がり、東京大神宮)が結婚の儀を模した形で「神前式」の儀式を新たに創設し国民の間に定着していきました。

 

式は巫女の先導で新郎新婦、媒酌人、新郎両親、新婦両親、新郎親族、新婦親族の順に入場し、最後に斎主が入場します。そして典儀と呼ばれる司会進行役(巫女が行う場合もある)が式の始まりを宣言し、斎主の拝礼に合わせ一堂が起立して神前に礼。まず斎主が幣を用いて穢れを祓い、一堂は起立したまま軽く頭を下げ、これを受けます。斎主が神前で二人の結婚を神社神と氏神、祖先神に報告する祝詞を奏上し、神の加護を願います。

 

次に三三九度となります。

一の杯は、新郎が杯を受け、次に新婦、また新郎となる。
二の杯は新婦が受け、次に新郎、また新婦。
三の杯は一の杯に同じ。

一二三の三度の杯を三回ずつ受けるので3×3=9ということで三三九度が成立します。ただ現在は新郎新婦の時間的な制約があるため略式を用いることが多く、その場合は一の杯を新郎が受け、次に新婦がその杯を飲み干す。二の杯は新婦から新郎の順、三の杯は新郎から新婦の順で、どの杯も必ず三口で飲み干すこととなっています。

 

そして新郎新婦が神前に進み出て誓いの言葉を読み上げます。
新郎が本文を読み、自分の名前の部分は新郎・新婦がそろって読みます。
最後に玉串を神前に捧げ「二拝二柏手一拝」の順で拝礼します。

席に下がるときは神様にお尻を向けないように、お互いに内回りで体の向きを変えます。


新郎新婦に続いて媒酌人、親族代表が玉串を捧げ、両家が親族となった誓いを交わします。

最後に両家の親族、新郎新婦、媒酌人が杯を戴き斎主が式を無事終わらせたことを神に報告し一拝、一堂は起立して拝礼。

その後斎主がお祝いの挨拶をし、一堂で拝礼。斎主退場の後、新郎新婦、媒酌人、親族の順に退場します。

 

次回は花嫁衣装について書かせて頂きます。

 

 

| 梅津千代子の「日本のしきたり」 | 19:51 | comments(0) | - |

梅津千代子の「日本のしきたり」 結納 最終回

結納
3回に渡って結納について学んで参りましたが、実際にはどの程度行われているのだろうかと、お考えの方も多いのではないでしょうか。

簡略化されているといわれていますが、お客様が結納屋さんに相談されたところ、習わし通りされる方ほど黙ってされる傾向が強く、意外と世間でいわれる程ではないようです。

また、新婦側の結納返しは袴料というカタチで現金や時計・スーツなどでお返ししますが、関東では同等までに対して関西では1割程度が相場になっています。

そして頂いた結納品はお酒・昆布・するめ・鰹節などは食用に使い、それ以外のものは結婚式まで飾っておきます。
☆お酒は新婦の「固めの杯」に使うのも良いとされています。


   結婚式が終わってから結納品の扱いは   

◇高砂人形 福槌
夫婦和合と長寿の縁起物として人形ケースに入れて飾ります。

小槌
新婦が嫁入りの際に持参し、自分のタンスの引き出しにお金や通帳と一緒にしまっておくと福が貯まるといわれています。

◇敷物
赤い敷物は節句飾りの敷物として使います。

◇結納箱
衣装箱として使います。

◇台(塗り)
脚を外してお盆として使います。

◇末広
慶弔の挨拶用として使います。

◇目録
結納の明細なので記録として残しておきます。

◇鶴・亀・松・竹・梅・指輪飾りの水引
羽子板などに作り替え、床の間飾りや女児が生まれたときの初正月のお祝いに使うと縁起が良いといわれています。

◇志良賀(シラガ)
家の新築や改築のときにお札を柱に縛るのに使います。

【捨てるもの】
台(白木)は真新しいものを用意したという意味でのみ使うものなので再利用はしません。
それ以外にも処分するものがある場合は年末に神社で燃やしてもらいます。


 
| 梅津千代子の「日本のしきたり」 | 20:14 | comments(0) | - |

梅津千代子の「日本のしきたり」 結納 Part3

日本のしきたり今回は当日の流れをご紹介します。
結納は仲人が両家を行き来して結納品を届けるのが正式とされていますが、近年は仲人を立てないケースが多く、女性宅やホテル・料亭などで行なわれることが主流となっています。
所要時間は20分ですが、口上や結納品の渡し方や受け方などいくつかの決まり事がありますのでご紹介させて頂きます。



1.    結納品を飾る
新郎側で床の間またはその前(洋室ならテーブルの上)に飾ります。
新婦側では「お手伝いすることがございましたらお申し付けください」と挨拶し一度退席し、飾り終えてから入室します。


注:この段階では挨拶以上の会話は慎み、静かに進めていきます。
注:関東では新郎新婦それぞれに結納品を用意するため、飾りつけは床の間に向かって右側が新郎側 左側が新婦側の結納品を並べることになります。

注:関西では飾り終えるまで言葉を発せずお出迎えも目礼のみというところもあります。


2.    入室・挨拶・着席
新郎側 新婦側の順で入室し、新郎側のリードで、初めに新郎、次に親が
「宜しくお願い致します」と挨拶し一同着席となります。



3.    初めの挨拶
新郎の父(または母)が進行役となり口上を述べます。
「この度は花子様と私共の太郎に素晴らしいご縁を頂戴しまして、ありがとうございます。本日はお日柄もよろしいので、結納の儀をとり行わせて頂きます。仲人様をお通しするのが正式ではございますが、本日は略式で進めさせて頂きます。」
一同深く礼をします。



4.    結納品を新婦側へ納めます。
新郎の母(または本人)が結納品と家族書を載せた台をもって新婦の前へ運びます。
軽く一礼をして席へ戻り、続いて新郎の父が口上を述べ深く一礼。
「そちらは太郎(または○○家)からの結納でございます。幾久しくお納めください」



5.    新婦側で目録を改め、確認後 受書を渡します。
新婦が軽く会釈し内容に目を通します。続いて父親、母親の順で目を通した後に
新婦の父(または本人)が口上を述べます。

「結構なお品をありがとうございます。幾久しくお受け致します」一同深く礼。
新婦の母が結納品を飾り台に運び、受書を新郎の父親または本人に渡す。
新婦の父親(または本人より)「こちらが受書になります。どうぞお納めください」
と口上を述べます。



6.    新郎側で受書に目を通します。
新郎・父親・母親の順で受書を手渡し確認し、新郎もしくは父親が
「ありがとうございます」と口上を述べます。


注:関東では女性から結納返しを贈ることが多く、男性と同じように目録を贈り、受け書を受け取ります。


7.    結びの挨拶
新郎の父親より結納が無事終わったことを宣言する結びの口上が述べられます。

「本日は誠にありがとうございました。無事結納を納めることができました。
今後共宜しくお願い致します。」

続いて新婦の父親より進行役を務めてくれた新郎の父親へ返礼の口上を述べ、
一同で「今後共宜しくお願いします」と丁寧に挨拶して、結納は終了となります。



8.    その後会食し両家の親睦を深めるのが一般的です。
 
| 梅津千代子の「日本のしきたり」 | 21:11 | comments(0) | - |

梅津千代子の「日本のしきたり」 結納 Part2

地方で異なる結納品   関西⇔関東

2回目は結納で具体的に何をどんな目的で送るのかを学びましょう。
とはいうものの地方によって異なる場合がありますのでご注意ください。
特に関東のはお互いに取り交わすという考えに対して、
関西は新郎側から新婦側に収めるものとなっています。

結納品の基本は5点です。(関西の場合)

1.熨斗
熨斗
熨斗(のし)はアワビを伸ばした神様への献上品で
夫婦の長寿を願い、鶴の水引と打ち出の小槌が縁起物
として送られます。


2.末広
末広
結婚に始まりで目出度いことは
未来に向かって広がることを願い、
扇子に亀の水引きが添えられます。


3.帯地料
帯地料
大切な胎児を身ごもり十月十日育つ八寸(30cm)の帯幅で
お腹を守り育てて欲しいという願いで、かつては帯を送っていましたが、
大正時代から好みのものを買うようにとお金に変わり、
現在の結納金になっています。


4.柳樽料
柳樽料
2本で1対の酒を酌み交わし、夫婦水入らずで心の交流を図り、
覚悟を決めるという意味で竹の水引飾りが添えられます。


5.松魚料
松魚料
酒の肴に雄雌の鯛を贈る風習が
梅の水引にカタチが変わり現在に至っています。



柳樽と松魚は結納を受ける新婦側が、祝宴をもてなし用意するために必要な費用として結納金の1割までのお金を包む風習へと変化していきました。

それ以外に
  結美和(ゆびわ):婚約指輪
  寿留女(するめ):末永く夫婦の幸せを願う心
  子生婦(こんぶ):子孫繁栄を願う心
  高砂(たかさご):わしは99歳 おまえは100歳まで仲良く元気で

などが添えられますが、その数は5・7・9と奇数になるように贈ります。
現代だからこそ意味を知り、気持ちをカタチに表し贈り贈られる結納が大事なのではないでしょうか。


並べ方
 [並べ方]
 
| 梅津千代子の「日本のしきたり」 | 00:09 | comments(0) | - |

梅津千代子の「日本のしきたり」結納 Part1

様々なしきたりが簡略化傾向にある反面、冠婚葬祭の作法、儀礼についてのお問い合わせが増えているのが実情です。
今回より「結婚」にまつわるしきたりについて数回に分けて皆様と勉強していきましょう。



仁徳天皇の皇太子が妃を迎える時に贈り物をしたことが起源で1000年以上の時を経て、江戸時代末期より両家の結びつきを祝う行事として庶民まで広まった「結納」
最近は仲人が両家を行き来することは稀で、新婦宅またはホテル・料亭に一同が会して行われることが多くなりました。
現在も結納金を「御帯料」というのは両家の縁を幾久しく結び、お腹を守り元気な子どもを産んで欲しいという願いを込めて帯を送ったことに由来します。
結納金は新郎の月給2〜3ヶ月分が相場とされていますが、標準や規定が存在するわけではありません。
熨斗・末広等を添えるのは新婦親族への敬意の表れで「献上」の意味が込められています。
新婦側からの結納返しも半額が相場とされていますが特に規定はなく、かつては頂いた着物や帯地に対して、袴地を送ったことから「御袴料」と呼ばれています。



新郎「手土産でございます。お納め下さい」
新婦「何かお手伝いすることがございましたらお申し付け下さい」
| 梅津千代子の「日本のしきたり」 | 20:35 | comments(1) | - |

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